CROSS TALK|KFC × ピザハット
佐藤 融 (Sato Toru) 1998年入社
2004年より店長。
「とにかく“ナマイキ”と言われる店長でした」
2011年にエリアコーチ(当時)に就任した際は「アルバイトの仲間が喜んでくれて、自分は人に恵まれていました。」と語る。
田上 慶太 (Tagami Keita) 2003年入社
学生のときに楽しそうに働いている社員を見て「人として尊敬できる人が働いている、この会社なら夢を持てる」と感じて入社。
ピザハット関西エリアで入社1年目で店長に。チャンプスチャレンジのアジア大会出場も経験し、2012年より東日本地区でエリアコーチ(当時)。
CROSS TALK|フランチャイス vs 直営店
田上:
今日はよろしくお願いします。KFCのことを勉強させてもらおうと思っています。
佐藤:
いえいえこちらこそ。さっそくですがピザハットは今どんなことに取り組んでいるんですか。
田上:
はい、ピザハットはKFCに比べるとまだ歴史が浅いです。まずは売上拡大、店舗数の拡大に力を入れています。
佐藤:
なるほど。それに比べるとKFCは、業界全体が成熟していますので、その中でどういう特徴を出していくかということが課題になっています。
田上:
というと?
佐藤:
従来ですと、ありがたいことに「チキンといえばケンタッキー」というイメージが定着しています。
昨今では、ハンバーガーチェーンがチキンを使ったメニューを開発したり、コンビニエンスストアでも店頭調理のフライドチキンを提供するようになっています。また、ファストフードも多様化し、チキン以外の選択肢も増えています。
その中で、新しいKFCを提示して差別化を図ったり、そもそも「やっぱり「オリジナルチキン」っておいしいよね」ということをもう一度しっかりと伝えていく段階になっているんです。
田上:
ピザハットでは、まだまだ店舗を拡大して、ブランドを浸透させていく段階ですね。
ピザ業界の場合、KFCのように絶対的なブランドアドバンテージがあるわけではありませんから、まずはブランドを浸透させていくことが一番の目標です。その上で力が拮抗しているライバルとの差別化を図っていくことになります。
佐藤:
具体的にはどんな取組みをしているのですか。
田上:
ひとつは店舗商圏の再編です。これまではデリバリーを中心にしていましたので、店舗の立地としては繁華街から離れた郊外が多かったんですが、これからは人通りの多いところへの出店を増やして、ピザハットの存在を知ってもらうとともに、テイクアウト比率を増やしていきたいと考えています。
また、今までとは異なったコンセプト、ターゲット、価格帯のイートインにもチャレンジしています。ショッピングセンターのフードコートなどにも出店をしているんですよ。
佐藤:
店舗の多様化という意味では、KFCも差別化の一環として取り組んでいます。
カフェとコラボしたお店や、アルコールを提供するお店なんかもやっていますね。あと、親子で「オリジナルチキン」をつくる「キッズスクール」なんかも子どもたちに人気ですし、ISP(In Store Preparation)といってチキンを調理しているところをお見せする店舗では、子どもたちだけでなく大人も「ホントに店内でつくってるんだ」と感心しています。
田上:
あ、ピザハットでもつくってるところを見せるのは人気ですね。先ほどのフードコートのお店では、つくるところを見ていただくことで「クイックネス=できたて、熱あつ」を身近に感じてもらえるようにしています。
ピザハットにおいてイートインは、結構大きなチャレンジなんですが、そこはKFCが持つ、これまで培ったノウハウを参考にさせてもらっています。
佐藤:
それは、KFCも同じでピザハットからたくさん学んでいますよ。
こちらもフードコートのお店では、小さなスペースであってもテイクアウトを中心にした展開をしていますが、テイクアウトに関しては、予約のシステムなどピザハットに学ぶことがたくさんあります。
田上:
そのフードコートに先日、KFCとピザハットが併設された店舗ができたくらいですからね。
佐藤:
そうそう、まさにコラボレーションですよね。
ところで、新しいことにチャレンジしていくと、教育の方は大変じゃないですか。
田上:
はい、新しいオペレーションが増えると教育の内容も増えますから、そこは一番力を入れていかなければならないと思っています。
ピザハットは今、店舗数を拡大していますから、人員に関しては数と質の両方を同時に追い求めていく必要があります。その場合、お客様へのブランドの浸透と同様に、働くアルバイトへのブランド・理念の浸透も大事なことですし、アルバイトのみなさんに働きやすい職場、例えば女性が働きやすい環境などを提供していかなければいけないと思っています。
佐藤:
なるほど。働きたいと思ってもらう観点でのお店づくりも重要ですね。
先ほどお話した、カフェとコラボしたお店ではユニフォームデザインも通常店舗とは変え、若い世代の人たちに喜んで働いてもらえる環境づくりを目指しました。
田上:
若い世代が誇りを持って働くことは大切ですね。
「おいしさ、しあわせ創造企業」という理念は、世代を超えて受け継ぐべきだし、若い人のオリジナリティやチャレンジ精神も大事なものです。
佐藤:
そう、働く誇りなんですよね。
「自分たちはおいしいものを提供している」という気持ちや「ここで働いていることがうれしい」という気持ち。その誇りがあるから人が成長しますし、マニュアルだけではないもうワンランク上のサービスが実現できるのではないでしょうか。
田上:
はい、まさにわたしたちの仕事がピープルビジネスたる所以ですね。
今日はどうもありがとうございました。KFCのことをこれからも参考にさせていただきます。
佐藤:
こちらこそ、どうもありがとうございました。
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