国連WFP支援先 フィリピン ミンダナオ島を視察してきました

ケンタッキーフライドチキン・ピザハットでは、アジア太平洋地区の各国から選ばれた店長を世界飢餓救済活動の支援の現場視察に派遣しています。

日本からは、KFCアーバンドックららぽーと豊洲店(東京都江東区)の金山店長が代表として参加し、当社の活動に賛同し募金してくださった皆様からの善意が、国連WFPを通じて、食糧問題を抱えた厳しい環境で暮らす人々の飢餓問題の改善、学校給食プログラムによる子ども達の就学率向上や健康と栄養状態の改善に、大きく貢献していることをつぶさに目にしてきました。

ここでは、そのレポートを紹介します。

視察レポート

最初に到着したフィリピンの首都マニラは、ビルが立ち並び、一見すると東京などと変わりない大都会です。しかしながら、その後訪問した、フィリピン南部に位置する、ルソン島に次いで2番目に大きな島、ミンダナオ島は全く違う状況でした。

ミンダナオ島は、キリスト教徒が大半を占めるフィリピンにおいて、唯一イスラム教徒が多く住んでいる島です。そのため、フィリピン政府とは一線を画して、40年以上にわたり、独立闘争を続けてきました。2014年3月に包括和平協定が結ばれましたが、いまだに情勢不安な地域です。

私が他国のKFCメンバー・ヤム・ブランズ職員と一緒に訪れた場所は、ミンダナオ島中西部コタバトの空港から車で約3時間の場所にあり、国連WFPの方々や政府軍に先導していただきながら到着する事が出来ました。

最初に訪れた市庁舎では、市長から、この地域の現状や今後の展望、国連WFPに対する感謝など多くのお話を伺いました。現地の食事をいただいたのち小学校へ向かいましたが、こちらも大変な歓迎を受けました。到着時には子ども達が並び、旗を振って出迎えてくれました。教室は木造で、机は無く椅子だけの質素な校舎でした。外に火をおこせる所があり、子ども達はそこに並んで、ご飯とおかず(豆を煮たもの)の給食を受けとっていました。私もご飯の配膳を体験させていただきましたが、ご飯をよそう器具が柔らかすぎて、硬いご飯が上手くよそう事が出来ませんでした。ほんのちょっとした事かも知れませんが、この様な環境に直面し、まだまだ多くの事を支援出来ると感じました。この後、別の小学校にも訪れ、そこでも先生・地域の方々・親御さんなどから熱烈な歓迎を受けました。椅子の横に小さく取り付けられた机で、私たちは子ども達と一緒に絵を描きました。

翌日、知事公舎・WFPコタバト事務所で知事・WFP職員の方々のお話を伺いました。フィリピン ミンダナオ島のこの地域に対する熱い思いを伺い、世界中の貧困地域に対する支援の大切さを知る事が出来ました。

私は普段、日本にいて食に困る事はほとんどありませんが、今回の視察により、たくさんの人が、それぞれの立場で貧困地域を支えていく事が、未来の子ども達、ひいては世界を、地球を守る事に繋がると感じました。大袈裟に思えるかもしれませんが、今回の視察を通して、一人ひとりのちょっとした事の積み重ねが大きな力になると感じました。私は私が出来る支援を今後も行うとともに、まずは社内の従業員に現地の様子を交えて、広く支援の必要性を伝え、お客様にも理解を得られるよう働きかけていきたいと思います。

2016年12月
ケンタッキーフライドチキン ららぽーと豊洲店 金山