国連WFP 支援先フィリピン ミンダナオ島を視察してきました

みなさまにご協力いただいた世界飢餓救済活動の成果をお伝えするために、各国のケンタッキーフライドチキン・ピザハットの中で募金活動に最も貢献した店舗の店長が集い、支援の現場を視察してきました。

日本からは神奈川・新百合ヶ丘店の牧嶋店長が代表として参加し、国連WFPの活動最前線のひとつであるフィリピン ミンダナオ島の小学校で子ども達とふれあい、食糧支援の必要性をつぶさに視察し、感じてきました。

ここでは、そのレポートをご紹介します。

視察レポート

私たちの訪れたフィリピン南部のミンダナオ島は、過去30年余りの間、反政府組織と政府との戦闘が続き、特に激戦地であった島南西部では経済は疲弊し、フィリピン国内でも最貧困地域にとどまっています。

ミンダナオ島イリガンのWFP事務所から市街地を抜けて、車で舗装されていない道路を進むこと3時間、最初の小学校を訪れることができました。我々が到着すると子ども達は手を叩いて訪問を歓迎してくれ、ダンスを披露してくれました。ご家族や地域住民の方々も集まって同様に迎えてくださる姿に、国連WFPの給食プログラムが貧困地域の子ども達の食を支え、地域の人々全てから感謝されているということを実感しました。

今まで店舗で募金活動に携わりながら、実際に募金がどのように使われているか、恥ずかしながら具体的に考えたことはありませんでした。今回、フィリピンの貧困地域の子ども達とその暮らしを見て、募金活動が子どもたちの生活を支えていることを知り、意義のある活動であることを改めて感じさせられました。というのも、私がフィリピンという国に抱いているイメージと現実があまりにもかけ離れていたためだと思います。日本のメディアでアフリカ諸国の飢餓や貧困に対する報道はあるものの、アジアの国々の途上国の貧困を伝えることは少なく、知る機会がないためだと思いました。

給食の際、調理場所を見学させていただき、配膳の手伝いをしたとき、お皿を持たずにじっと待っている小さな子どもがいました。まだ、学校には通っていないけれども、給食を分けてもらうためにやってきたようです。給食の内容もごはんと豆を煮たもののみという大変質素なものでした。しかしその1食の中で必要な栄養が取れるように計算されています。子ども達はみんな美味しそうに食べていました。

日本の小学校ではほとんどの学校で給食が提供されていますが、フィリピンでは元々給食制度がないそうです。昼ご飯は家に帰って食べるか、売店で簡単な食べ物を購入したりするそうです。しかし貧困家庭の子ども達は水を飲んで耐え忍ぶこともあるそうです。貧困家庭の子どもたちに必要な食事を与えるために、国連WFPの募金活動を店舗で積極的に取り組み、学校給食プログラムを支援していくことは、途上国の子ども達の未来を支える非常に大きな活動であることを認識しました。

日本は恵まれた国であること、日本の子ども達は恵まれていることを考え、今の自分の立場でできること、自分にしかできないことを考え活動します。

今回の貴重な体験を無駄にしないように、社内外に広く伝え、また、お客様にも商品のご購入や、店頭募金などご理解いただきながら協力を賜り、この活動を継続して実施していきたいと思います。

2015年12月
ケンタッキーフライドチキン 新百合ヶ丘店 牧嶋